小学校の桜の木
小学校の敷地に項垂れる様に生えていた樹齢60〜70年の桜の木が、
倒木の恐れが出てきたので、伐採されました。
少し小高いところから、子供たちを見守って来たこの桜、
うちの子供たちも、この桜の木の元で育ち巣立って行きました。
少し残念な気持ちになりますが、倒して玉切りした木の切り口をみたら
中心部分がうろ状になっていました。
木としては、まだ生きる事は出来たと思います。
でも、幹のほとんどの部分が、小高い場所から学校の敷地に項垂れる形に伸びていて、
大風が吹いて大きな枝が下に落ちたり、根こそぎ倒れたりした場合、
子供たちに被害が及ぶ可能性があります。
紅葉樹は一見すると小さな枝に見えても相当な重量があるので、
人に当たってしまったら、怪我では済まないことも・・・
春に、坂の途中に咲く桜の花が見れなくなるのは寂しいですが、
仕方がないですね。
でも、ちょうど通り掛かった時に細かい枝などを、
ダンプに積み込んでいる最中だったので、作業をしている方にお願いをして、
ひと抱えほどの大きさの枝を分けていただきました。
とりあえず、工場に持って帰り
木口にボンドを塗って応急の割れ止めを施し、鑿で表皮を剥がしました。
小さな物なら何か作れるかも知れません。
乾燥する間にの様子を見て、何を作る考えてみようと思います。
何がつくれるかな?